Sustainability 持続可能性

日本での取り組み:
最適な農薬とその使用法

イミダクロプリド使用法の変更登録

バイエル クロップサイエンスは、環境に調和した持続的な食糧生産に貢献するための取り組みを日本だけでなく、全世界で積極的に推進しています。その中でも、生物多様性の維持、特に花粉媒介昆虫の維持・保護は、環境面のみならず農業生産性の面でも重要と考えています。

2020年、日本においても、生活環境に生息する動植物に対するリスク評価が強化され、これらに対しての安全性がより一層求められることとなりました。

このような中、バイエル クロップサイエンスは、環境に調和した持続的な農業を目指すという全世界で一貫した方針に基づき、イミダクロプリド剤についても花粉媒介昆虫へのリスクが低い新たな使用法に変更するとの判断に至りました。

以上により、イミダクロプリドを含む農薬について、以下の通り、変更が登録されました。新たな使用法に変更することで、ミツバチ・野生ハナバチ類の花粉媒介昆虫に対しての安全性が一層向上し、イミダクロプリド剤を今後も安心してご使用いただけます。

農薬名 作物削除 落花後の使用に限る 着果後の使用に限る 施設における使用に限る
アドマイヤー1粒剤 豆類(種実、ただし、だいずを除く)、だいず、非結球あぶらな科葉菜類、なばな類、ズッキーニ
アドマイヤー水和剤 りんご、なし、もも、ネクタリン、ぶどう(散布)、かき、うめ、すもも、くり すいか、メロン きゅうり(散布)、にがうり、ピーマン
アドマイヤーフロアブル とうもろこし、ヤングコーン、ズッキーニ、非結球あぶらな科葉菜類(みずなを除く) *かんきつ、びわ、もも、なし、あんず、ぶどう、キウイフルーツ、つつじ類(散布)、デイゴ、れんこん、未成熟そらまめ すいか、メロン、かぼちゃ きゅうり、ピーマン、オクラ、未成熟ささげ、食用ぎく、きく、きく(葉)、ポインセチア
アドマイヤー顆粒水和剤 とうもろこし、ズッキーニ、うり類(漬物用)、豆類(種実)、茶 *かんきつ、りんご、うめ、すもも、なし、もも、ネクタリン、ぶどう、かき、げっきつ、とうがらし類、豆類(未成熟、ただし、未成熟そらまめを除く)、未成熟そらまめ すいか、メロン、かぼちゃ ピーマン、きゅうり、にがうり、きく
アドマイヤープラスフロアブル かんきつ

* コアオハナムグリ、ケシキスイ類の適用削除

日本での取り組み